
小ぶりな深皿2枚を入れ子にし、小皿になるフタとセットになった器です。持ち運びの際にかさばらず便利。キャンプやピクニックなどの行楽で活躍すること間違いなしです。希少な本榧を削り出し、職人が一つひとつ丁寧に磨けきをかけてつくりました。食品衛生法に適合したウレタン塗装で仕上げていますので、安心してお使いいただけるうえ、お手入れも簡単です。
美しい器でアウトドアに上質感


直径約11cmと12cmの深皿2枚と14cmの小皿(フタ)1枚のセットです。ご家庭でもお使いいただけますが、入れ子式でコンパクトに収納できるので、小皿が何枚か欲しいことも多いキャンプやピクニックなどのアウトドアでも重宝します。収納時は市販のバンドで固定しておくとバラバラになりません。自然のなかで食べるご飯は格別ですが、木製食器に盛り付けると一段とよく映えます。
幻の木「榧」

絶滅に近い希少な高級材
榧は木肌の美しさや適度な弾力性などから、碁盤・将棋盤の最高級品として知られる超高級材。仏像にも使用され、奈良から平安初期のものには榧製が多いようです。成長は極めて遅く、30cm伸びるのに3~4年、碁盤づくりに適した直径1.1mほどの大きさになるには300年以上の歳月を必要とします。かつては日本の山々に自生し、お寺や農家の庭先など身近な場所にもあった榧ですが、現在は絶滅に近い状態。木材市場に出てくることも年に数えるほどしかなく、深刻な材料不足に陥っています。
榧についてもっと詳しく>>
300年先、榧の森を夢みて
当社の榧の森づくりの始まりは、榧に惚れこんだ会長個人が「このままでは榧がなくなってしまう、碁盤をつくる榧の木を未来に残したい」という想いで植林し始めたことからでした。それから約30年、高知や四国の山々に30万本(2016年時点)以上の榧の苗木を植えてきました。育ちにくさや獣害などから残っているのは3割にも満たないほどですが、徐々に大きくなり実のなる木も育っています。
榧の森づくりの様子>>

本榧入れ子皿のサイズ
