日本唯一、かやの木の専門店。山の宝石「榧」を高知から

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店長日記

榧の実の爽やかな香りは緑色の果肉から


9月の初めごろより始まった榧の実の収穫もピークを過ぎようとしています。

昨年は悪天候のせいか裏年のためか収穫量が少なかったのですが、
榧の木は順調に育っており、
今年は例年よりもたくさんの実を収穫することができています。

残暑が厳しくまだまだ暑いなかの作業は大変ですが、
榧の木のまわりでは爽やかな榧の実の香りがほのかに漂い、
暑さを和らげてくれている気がします。




朝から拾った榧の実を持ち帰り、
昼からはすぐに緑色の果肉と中の種子とに分ける作業に取りかかります。
緑色の果肉は精油や香水に使い、種子は油を搾ったり、焙煎してナッツにします。

榧の果肉は時間が経つと緑色から茶色く変色していくのですが、
爽やかな香りは緑色の果肉でないととれません。
そのため、榧の実の香りをとるためにはスピードが大切で、
持ち帰ったその日にすぐ実を剝いて果肉と中の種子に分け、
果肉の鮮度が落ちないようにして保存しています。

こうしてすぐにここまで作業できるのも、自分たちが榧の森を育てているからこそ。
榧の実のフレッシュな香りをお届けできるのは、
自分たちにしかできないことなのかもしれません。



一つひとつ手作業で剝いていくため、とても時間のかかる大変な仕事ですが、
部屋中に広がった榧の実の香りは本当に良い香りで癒されます。
榧の実の香りに包まれて、仲間と話しながら果肉を剝く作業もなかなか楽しいものです。



投稿:2016年10月6日

新宿高島屋にて、榧製品の販売をいたします




この度、新宿高島屋にて、
期間限定で「榧工房 かやの森」が出店することになりました。

まな板の最高級材のひとつである本榧まな板をはじめとする木製品や、
精油や香水などの榧の実の製品まで、
榧の魅力をお伝えしたいと思っています。

絶滅に近い希少性ゆえに、一般の方にはあまり知られていない榧の木。
是非この機会に、榧の美しさ・手ざわり・香りを感じにお越しください。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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場所:新宿高島屋 10階 キッチン売場
期間:2016年9月14日(水)~9月20日(火)



投稿:2016年9月14日

とさぶし第14号に本榧まな板が掲載されました

とさぶし第14号




高知県文化生活部文化推進課発行のフリーマガジン「とさぶし」に「本榧まな板」が掲載されました!


とさ印のコーナーで、本榧まな板を10年以上ご使用いただいている
北村さまの愛用品としてご紹介いただきました。
本榧まな板を気に入っていただき、
仕事でも家事でもご愛用いただいているようで大変うれしく思っています。


高知県の少し山のほうにある大豊町では榧のことを「ガヤ」と呼び、
クリスマスにはモミの木の代わりに飾ることもあったとか。

榧の木の葉っぱは先がとがった形状で、モミの木の葉っぱとも似ています。
お店に置いてある榧の木を見たお客さまには「モミの木ですか?」と聞かれることも。


縄文時代から存在し、
実は煎って食べたり油を搾ったり、
材は碁盤や仏像、風呂桶や船舶などに使われてきた榧の木。

今ではとても希少な木ですが、昔は本当に身近な存在だったのでしょうね。





投稿:2016年3月31日

モノ・マガジンに本榧まな板が掲載されました

モノ・マガジン




2016年2月2日発売の雑誌「モノ・マガジン」に「本榧まな板 角丸」が掲載されました!


厨房の神器 ジャパンメイドの傑作品たちのコーナーにて紹介していただいております。
海外からも注目を浴びている美しくも機能的な日本の手仕事の道具。
長く使える、愛せる傑作として選んでいただきました。


誌面にも書かれているように、本榧まな板は刃当たりがとてもよく、包丁の刃を傷つけず、
研ぎたての包丁の切れ味を長くキープできるので使い心地抜群です。


また、榧は身のしまりがとてもよいため木肌がなめらか。
ビロードのような手触りも極上です。



投稿:2016年2月2日

小田急百貨店 新宿店にて榧製品の販売をします

この度、小田急百貨店 新宿店にて、
期間限定で「榧工房 かやの森」が出店することになりました。

まな板の最高級材のひとつとしてプロに知られる本榧まな板を中心に、
榧の魅力をお伝えしたいと思っています。

木自体が希少ゆえに一般の方にはあまり知られていない榧の木。
是非この機会に、榧の美しさ・手ざわり・香りを感じにお越しください。

奥様へのクリスマスプレゼントに、本榧まな板はいかがでしょうか?

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場所:小田急百貨店 新宿店8F 食器・調理用品コーナー
期間:2013年11月27日(水)~12月3日(火)



投稿:2013年10月17日

本榧まな板が雑誌Goods Pressに掲載されました

本榧まな板 Goods Press




2013年10月4日発売の雑誌「Goods Press」に「本榧まな板」が掲載されました!


特集「大人の趣味の遊び方」の料理コーナーで、
料理の味を左右する!歴史が裏打ちする傑作調理道具として紹介していただきました。



当店の本榧まな板は、200年以上の樹齢を重ねた本榧を15年以上自然乾燥させ、
熟練の職人が丁寧に仕上げております。


榧の木は高さ25m、直径2m程度にまで育ち、その寿命は1000年にも及びます。
ヒノキやスギに比べ成長に数倍の時間がかかり、30cm伸びるのに3~4年、
立派な碁盤が製作できる直径1.1mほどの成木になるまでには300年かかります。


その成長スピードの遅さから木質は極めてなめらか。
それでいて適度な弾力があるため刃当たりが非常に良く、
水に強く、乾きも速い、自然の抗菌作用もあり、まな板の素材として大変優れた特徴を持っています。



しかし、そんな榧の木も国内ではほぼ絶滅に近い状態。
ほとんど木材市場にでることがなく、また非常に高価なため、ホームセンターはもちろん、
まな板専門店でもほとんど製作されていません。


まな板の素材としては、ねこ柳、榧、柳、ほう、いちょうの順で最高と言われています。
ねこ柳と並ぶ特徴を持つ榧ですが、業務用まな板の御三家と言えば、柳、ほう、いちょう。
入手が非常に困難なため、知る人ぞ知るまな板の最高峰が「榧」なのです。



投稿:2013年10月15日

榧の果実の香りに包まれて

榧の果実




今日は皆様に、是非オススメしたい榧の実からの贈り物がありますので紹介させて頂きます。
それは、榧の魅力のひとつである「果実の香り」です!

「榧の果実の香りってどんなの??」って方がほとんどですよね!?

グレープフルーツ?ライム?…
それらとも違う、とても爽やかな柑橘系の香りがするんですよ。



その香りを持つ榧の果実はとてもデリケートで、
時間がたつと茶色く変色し、香りが変わります。
また、長時間雨にふれるとその香りを閉じ込めておいてくれません…

果実の鮮度を保つ為、毎日の収穫・その日の内に分別を心掛けていますが、
分別作業は機械化されてないので、収穫量が多くなるととても大変です。
今、作業場は猫の手も借りたいほど大忙し!!


そんな状況の中、今日は”可愛いお手伝いさん”が来てくれました♪
小さな手に大きな手袋をはめ、一生懸命です!
その姿を見ていると、いつもは淡々と行っている作業が楽しくも感じれました。



この爽やかな香りをお届けしたくて、ただいま香水を開発しています。
まだ、商品名や発売日などはっきりとはお伝えできませんが、もうまもなくの予定です!!


この香りに包まれ作業しているスタッフだから断言できます!!
必ずご満足していただける香りです。
楽しみにお待ちください。



投稿:2013年10月03日

榧の果樹栽培

榧の畑




突然ですが、問題です!
「桃栗3年柿8年」といいますが、榧は何年で実るでしょうか?

答えは…後ほど書きますね





数年前から森づくりの他に、榧を大木にする事を目的にせず、
本格的に果樹としての栽培も始めました。
山間部などの榧の生育に適した地域で行っています。


高知県は高齢化が進み、山間部に至ってはより深刻です。
過疎化が進み田畑に手が入らず荒れた土地が年々増えています。
私達はその田畑を利用しています。
この事業は、農業再生・その地域の活性化にも繋がると信じているからです



先日は、圃場の目印のための立札を立てて廻ったのですが、
地名と田畑が一致せず困まりました。


そこで民家を訪ね 
「おばあちゃん この地名はどの辺りを言うか分からんかねぇ?」
「あんたは誰ぞね?」
「榧を植えちゅう、前川です」
「ああ そうかね 私は分からんけど 下の〇〇ちゃんなら分からせんろうか!?行ってみなされ」
聞く人聞く人 とてもご親切にしてくれます。


またこんな質問もされます!
「あんなもん植えて何にするぞね?」
まだまだ私達の試みは浸透していません…
まだまだ始まったばかりなので仕方ありませんが…





遅くなりましたが、先ほどの問題の回答は
「今は“まだ“、正確には解明されていません」
文献などによると、30年で実が着くと記されていたりするのですが、
私達の圃場にある榧は、立地条件や生育状態にもより異なりますが、
早いものは植樹して10年に満たないのに実っています。 


私達が収穫作業に行っている今、
前川穎司は一人朝早くから日が暮れるまで榧の手入れをし研究しています。
榧には沢山の魅力や沢山の解明されてないことがあります。
この人についていけば榧の全てを学べると信じています。



投稿:2013年09月26日

榧の実、収穫中です

榧の実の収穫




前回のブログでお伝えしましたが、今年は記録的猛暑で日照りが続く毎日でした。
その後雨が降り恵みの雨にはなったのですが、こちらも記録的な雨量となってしまいました…


そんな影響もあり、今年は例年より2日遅れの9月10日に榧の実の収穫を始めました。
初日の収穫量は5キロからのスタートでしたが、
台風18号の雨風もあり、先日今年初めて1日の収穫量が100キロを越えました!
普段は社内で勤務しているスタッフにも手伝ってもらい、
嬉しい悲鳴?をあげ皆総出で作業を行っています。


そして忘れてはならないのは、
前川穎司の300年先を夢見た榧の森づくりに賛同していただき、
庭先等で所有する榧の木の実の収穫を協力してくれている方々。
本当に感謝しております。
その皆様にお会いできることは、私のこの収穫時期の楽しみのひとつです。



最近はすっかり秋らしくなり、とても過ごしやすい良い気候です。
澄みきった青い空、白い雲、そしてたわわに実った榧の実!
坂本九さんの「上を向いて歩こう」ではないですが、
山のすばらしい景色を眺めながら歩いていると、とても良い気持ちになります。
収穫は「下を向いて拾おう」なんですけどね(笑)


榧の実の収穫もまだまだこれからが本番!
バケツ片手に今日も頑張ります!!



投稿:2013年09月18日

かやの実の収穫が始まります

榧の実



アツイ…

私達の圃場では、榧の実の収穫準備真っ只中です。(収穫は9月中旬~11月)
今年は例年以上に収穫量を期待していたのですが、
ニュース報道でご存知のように、高知県西部の江川崎で41℃と国内最高気温を記録するなど、
とにかく暑い!熱い!…そしてなにより雨が降りません(泣)


圃場のある地域は、そこまでの気温にはなりませんでしたが、
強い日射し、水不足により果実の一部に状態の良くないモノが出て来ています。



それでも、今年の榧はとても過酷な環境に耐え実りました。
その果実の先には来年の実もしっかり着けています。
そんな榧を育てているとことを嬉しく思い毎日作業を行っています。


秋口にはその実からできた商品をお届けできると思います。
沢山の皆様にお手に取って頂けたら嬉しいです


榧の手入れをしてるスタッフの“アツイ“思いでした(笑)!



投稿:2013年08月21日

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