かやの森のこと
会社概要
幻の木「榧」をご存知ですか?
榧という木は、一般にはあまり知られていませんが、特有の香気、美しい木目、光沢ある淡黄色の色ツヤなど、碁盤や将棋盤の材料として極めて優れた特徴を持ち合わせ、古くから囲碁、将棋の世界では愛好家に最高級品として賞用されています。
また、水や湿気に対する強さから昔は船舶の材料として使用されていたことや天然の殺菌作用があることから、キッチンまわりの製品にも適しています。極めて耐久性にも優れ、「槇万年、榧限り無し」と榧材の寿命を表したいわれがあるほど。年月とともに飴色の色ツヤを増し、使い込むほどに愛着が育まれていくことでしょう。
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300年先、榧の森を夢みて
お父ちゃんと榧のはなし
周囲の人は彼のことを親しみを込めて、「お父ちゃん」と呼びます。
この上なく手がかかり、この上ない魅力を持つ美しい榧に惚れ込んで、
お父ちゃんは高知と徳島の山にたくさんの榧の苗木を植えてきました。
手間を惜しまず、丁寧に自分で世話をする。
そのために毎日のように山に通います。
素晴らしい素材でありながら、日本の山からも、市場からも姿を消していこうとする榧。
その存在と価値を守りたくて、種から苗木を育てる研究をし、
立派に成長させる工夫をお父ちゃんは続けています。
でも、香ばしい果実は野ネズミの、やわらかい苗木はウサギの、若木はイノシシやシカの大好物。
植えたら食べられ、植えたら食べられ…。
まるで、お父ちゃんと動物の終わりのない競争みたいです。
端が見えないほど広い山の畑に規則正しく並んだ若木の希望にみちた姿は壮観で、
あまりに美しく、お父ちゃんの心を励まします。
いつか必ず、日本の山を榧の森にすると決めたのだから動物にも自然にも、負けません。
榧が育って立派な木になるまでには300年かかるといわれます。
杉やヒノキの3~4倍の時間をかけて成長するのです。
その長い長い年月を思えば1年の失敗など、大した事じゃない。
そう言って笑って、お父ちゃんは今日もまた、山へ行くのです。
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会社概要
店名 | 榧工房 かやの森 |
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会社名 | 株式会社高知前川種苗 |
住所 | 780-0054 高知県高知市相生町6-3 |
電話番号 | 088-880-5188 |
FAX番号 | 088-883-5208 |
メール | info@kayanomori.com |
営業時間 | 9時~17時(日曜定休) |
榧工房 かやの森 アクセスマップ
土佐の高知の日曜市にお店ができました
300年の歴史をもつ、土佐の高知の日曜市に「榧工房 かやの森 日曜市店」がオープンいたしました。
樹齢400年以上の榧の木が立つ高知城近くのこの場所で、本榧まな板やお箸などのくらしの道具から本榧碁盤・将棋盤まで、榧の専門店ならではの品揃えで、日曜日のみ営業しております。
榧工房 かやの森 日曜市店
■住所:高知県高知市追手筋2丁目7-13
■営業時間:毎週日曜日 7:30 ~ 15:00
榧工房 かやの森 日曜市店 アクセスマップ
メディア掲載履歴
2024年6月1日 有元葉子さんの連載記事『歴然とした差は「目よりも先に手が気づく」有元葉子を虜にする「市原さん」と「榧」の箸』のなかで、ご愛用の道具として本榧菜箸をご紹介いただきました。 |
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2023年9月8日
愛用の台所道具を紹介する「本当に使える!キッチン名品74」のコーナーに、本榧まな板 小25が掲載されました。「刃当たりがやわらかく使っていて疲れません。水切れもよく衛生的。」と、インテリアスタイリストの矢口紀子さんにご紹介いただきました。 |
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2023年7月24日
一村逸品のコーナーに榧の実食用油が掲載されました。自社で育てた香美市産の榧の実を使って製造、販売する。軽い甘みと、べたつかず、すっきりとしたカヤの香りが、森林を感じさせる。通常の食用油と同様に使うことができ、そのままドレッシングなどに使う他、他の食用油と混ぜても楽しめると、紹介していただきました。 |
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2022年3月24日
木のある暮らしのコーナーで、榧の森づくりのことから榧工房 かやの森の設立、令和3年度ふるさとづくり大賞の受賞などについて紹介していただきました。本榧のまな板やお弁当箱、ティッシュケースなどの商品も掲載していただいています。 |
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2022年1月25日
30年以上前から榧の森づくりを行い、榧の木の植林・保全に取り組んできたことが評価され、総務省の令和3年度ふるさとづくり大賞を受賞いたしました。榧の木が立派な成木に育つには300年とまだまだ先のことですが、これからも榧の森づくりに励み、榧の木を守っていきます。 |
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2021年8月
食べもの通信の連載「伝統の技キラリ!暮らしを彩る和食器具」の単行本に、本榧まな板を掲載していただきました。日本各地の台所道具や食器類が、作り手の思いや物語とともに紹介された一冊です。榧の材質はまな板に最適ということもありますが、本当にきれいな木ですので、「榧の魅力を後世に伝えたい」という想いを込めてつくっています。 |
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2021年6月29日 「常緑樹カヤに情熱」と、榧への想いや森づくりについて掲載していただきました。榧の森づくりをはじめたきっかけから、専門店の開店、現在の取り組みなど、榧への取り組みを紹介してくださっています。 |
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2021年3月30日 当社の榧オイルが採用された、オーガニックコスメブランドのヘアオイルが全国のマツモトキヨシで販売されたことなど、榧工房 かやの森のこれまでの取り組みや榧のことを紹介していただきました。 |
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2020年4月30日
「有元葉子&くるみ親子が大好きな土地 美味しさとセンスを求めて、高知へ」のコーナーで、榧の森づくりや本榧まな板などについて掲載していただきました。料理研究家でライフスタイルの提唱者としても支持が厚い、有元葉子さんが高知にハマるきっかけとなったのはなんと「幻の"榧のまな板"」だったそうです。 |
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2019年12月1日
JA高知県の発行する農と食をむすぶ情報誌「とさのうと」で、本榧まな板を掲載していただきました。美しく切れる「かやのまな板」は、包丁の息がぴったりとご紹介してくださっています。 |
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2019年3月29日
「編集部おすすめの逸品たち~ランチ、何で食べて生きていく?」のコーナーで、本榧2段弁当箱をご紹介いただきました。オルタナセレクトの基準は、「環境や身体への影響を減らすように良心的に設計され、編集部が総合的に見て、お薦めできると判断した製品」とのことです。 |
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2018年11月27日
長年にわたる榧の森づくりが高知県の環境の保全に貢献しているとして、当社会長の前川穎司が表彰されました。 |
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2017年10月26日
[高知で暮らす女性たちの応援誌] K+にて、当店の榧の取り組みについてご掲載いただきました。今回は特に榧の実のこともたくさんご紹介してくださっています。 |
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2017年10月 高知県香美市発刊の広報 香美にて、特集 ヒカリのあたる森 番外編のコーナーで当社の榧の森づくりについてご紹介いただきました。 |
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2016年10月22日 ぱくりん モグ太のムシャ修行のコーナーで、榧についての当店会長のインタビューを掲載していただきました。榧の歴史や榧の生態、森づくり、榧の実のことなど、榧のことがよくわかる内容で、子供たちにもわかりやすくおもしろい記事になっています。 |
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2016年6月23日 高知県地域で放送のNHK総合「こうち情報いちばん」の「えいね!しあわせ自分いろ」のコーナーにて、榧の森づくりに情熱を注ぐ当店会長についての特集が放送されました。番組では、榧の森づくりを始めたきっかけや榧の魅力、当店の取り組みなどを紹介していただきました。四国地域のみの放送になりますが、6/29に「おはようこうち」「おはようえひめ」「おはようかがわ」「おはよう徳島」でも放送予定です。 |
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2016年3月
高知県文化生活部文化推進課発行のフリーマガジンとさぶしにて、とさ印のコーナーで本榧まな板が掲載されました。本榧まな板を10年以上ご使用いただいている北村さまの愛用品としてご紹介いただきました。 |
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2016年2月2日
厨房の神器 ジャパンメイドの傑作品たちのコーナーにて、本榧まな板が掲載されました。海外からも注目を浴びている美しくも機能的な日本の手仕事の道具。長く使える、愛せる傑作として選んでいただきました。 |
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2015年8月27日
元気な土佐人にスポットを当てる「土佐人力」のコーナーで会長前川穎司の榧への取り組みが取り上げられました。榧の森づくりをはじめたきっかけから、毎日でかける森づくりの様子などを紹介していただきました。現在四国の約20ヶ所の山々に25万本の榧の苗を植えてきました。 |
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2014年6月
「植物油ディクショナリー」のコーナーに榧の実油が掲載されました。ほのかな甘みと針葉樹らしいすっきりとした風味が感じられる、軽やかな油で、中性脂肪を減少させる「シアドン酸」が含まれているのが特徴と紹介していただきました。 |
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2013年10月
特集「大人の趣味の遊び方」の料理コーナーにて、本榧まな板が掲載されました。料理の味を左右する!歴史が裏打ちする傑作調理道具として紹介していただきました。 |
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2012年11月
通販商品として本榧まな板が掲載されました。榧は適度な弾力性により刃当たりがやわらかく、腕にも包丁の刃にも負担が少なく、お料理を快適にサポートしてくれます。さらに、榧は水や湿気に強く、耐久性の高い木としても有名です。 |
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2012年1月22日
日曜朝5:30のラジオ番組、「菅原文太 日本人の底力」 に出演させていただきました。かつては日本の山に自生し、農家の庭先などにも植えられ、榧材だけでなく実が食べられるなど、身近に利用されてきた榧を残すため、「榧の森づくり」をしていることを中心にお話させていただきました。 |
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2010年12月12日 もの語りのコーナーで、榧に魅せられこれまで15万本を植林してきた経緯などを紹介していただきました。 |
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2009年9月1日 土佐の園芸・農業を支え続けて100年。その歴史を「榧(カヤ)の森」育成に生かす!と題して、俳優の清水章吾さんのインタビューのもと紹介していただきました。 |
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2008年10月15日 榧に魅せられ、300年先を夢見た榧の森づくりに至るまでのストーリーを紹介していただきました。動物による食害にめげず、このときまで10万本の植林をしていました。 |