突然ですが、問題です!
「桃栗3年柿8年」といいますが、榧は何年で実るでしょうか?
答えは…後ほど書きますね
数年前から森づくりの他に、榧を大木にする事を目的にせず、
本格的に果樹としての栽培も始めました。
山間部などの榧の生育に適した地域で行っています。
高知県は高齢化が進み、山間部に至ってはより深刻です。
過疎化が進み田畑に手が入らず荒れた土地が年々増えています。
私達はその田畑を利用しています。
この事業は、農業再生・その地域の活性化にも繋がると信じているからです
先日は、圃場の目印のための立札を立てて廻ったのですが、
地名と田畑が一致せず困まりました。
そこで民家を訪ね
「おばあちゃん この地名はどの辺りを言うか分からんかねぇ?」
「あんたは誰ぞね?」
「榧を植えちゅう、前川です」
「ああ そうかね 私は分からんけど 下の〇〇ちゃんなら分からせんろうか!?行ってみなされ」
聞く人聞く人 とてもご親切にしてくれます。
またこんな質問もされます!
「あんなもん植えて何にするぞね?」
まだまだ私達の試みは浸透していません…
まだまだ始まったばかりなので仕方ありませんが…
遅くなりましたが、先ほどの問題の回答は
「今は“まだ“、正確には解明されていません」
文献などによると、30年で実が着くと記されていたりするのですが、
私達の圃場にある榧は、立地条件や生育状態にもより異なりますが、
早いものは植樹して10年に満たないのに実っています。
私達が収穫作業に行っている今、
前川穎司は一人朝早くから日が暮れるまで榧の手入れをし研究しています。
榧には沢山の魅力や沢山の解明されてないことがあります。
この人についていけば榧の全てを学べると信じています。