2013年10月4日発売の雑誌「Goods Press」に「
本榧まな板」が掲載されました!
特集「大人の趣味の遊び方」の料理コーナーで、
料理の味を左右する!歴史が裏打ちする傑作調理道具として紹介していただきました。
当店の本榧まな板は、200年以上の樹齢を重ねた本榧を15年以上自然乾燥させ、
熟練の職人が丁寧に仕上げております。
榧の木は高さ25m、直径2m程度にまで育ち、その寿命は1000年にも及びます。
ヒノキやスギに比べ成長に数倍の時間がかかり、30cm伸びるのに3~4年、
立派な碁盤が製作できる直径1.1mほどの成木になるまでには300年かかります。
その成長スピードの遅さから木質は極めてなめらか。
それでいて適度な弾力があるため刃当たりが非常に良く、
水に強く、乾きも速い、自然の抗菌作用もあり、まな板の素材として大変優れた特徴を持っています。
しかし、そんな榧の木も国内ではほぼ絶滅に近い状態。
ほとんど木材市場にでることがなく、また非常に高価なため、ホームセンターはもちろん、
まな板専門店でもほとんど製作されていません。
まな板の素材としては、ねこ柳、榧、柳、ほう、いちょうの順で最高と言われています。
ねこ柳と並ぶ特徴を持つ榧ですが、業務用まな板の御三家と言えば、柳、ほう、いちょう。
入手が非常に困難なため、知る人ぞ知るまな板の最高峰が「榧」なのです。
投稿:2013年10月15日