樹齢200年以上、自然乾燥15年以上の榧の木で製作した本榧まな板です。榧の木は「山の宝石」と称されるほど大変希少で高価。専門メーカーでも極めて入手が困難なため一般的には知られていませんが、まな板の最高級素材です。堅すぎず柔らかすぎない最適な弾力性で刃当たりがよく、包丁の刃やまな板自身も傷めにくいと、プロの料理人も認める抜群の使い心地。トントンという響きも気持ちよく、お料理が一段と楽しくなります。水切れがよく乾きが早いため扱いやすいのも魅力で、水に強く、耐久性に優れ、削りなおしをしながら何十年とお使いいただけます。


本榧まな板のここが素晴らしい!
刃当たりのよい適度な弾力、
心地よい切れ味を永く
榧はまな板にちょうどよい弾力と堅さをあわせ持つため刃当たりがとてもよく使い心地抜群です。また刃にやさしいので研ぎあげた包丁の切れ味を永く保つことができます。プロの料理人の方からは、「包丁の当たりがよい」「切れ味がよい」「跳ね返りを抑え、腕にやさしく疲れない」「包丁の刃を傷めにくい」とご好評いただいております。
水切れがよく乾きやすい、
天然の抗菌性もあり清潔
榧は他の木に比べて極めてゆっくりと大きくなっていくため、材質は非常に緻密で水分を吸いにくく、油分も豊富で水切れがよいため乾きが早く、天然の抗菌性や殺菌作用にも優れており、清潔にお使いいただけます。
美しい木目が浮かぶ淡黄色の木肌、
自然の美がキッチンを彩ります
榧の年輪は間隔が狭く、磨けば磨くほどに緻密で美しい木目が淡黄色の木肌に浮かび上がります。本榧まな板があるだけで「キッチンが明るくなった」「調理が楽しい」と言ってくださるお客さまもいらっしゃいます。
※天然素材のため、色・風合い・木目などが商品により若干異なりますのでご了承ください。
やさしく広がる特有の癒しの香り
シナモンのような榧ならではの癒しの香りがやさしく広がります。食材に香りが移るということはありませんのでご安心ください。お使いいただくうちに、だんだんと香りは落ち着いてきます。
耐久性が高く、末永くお使いいただけます
榧は昔、船舶や風呂桶の材料にも用いられるほど水や湿気に強く、腐りにくい木として知られています。そして「槇は万年、榧限りなし」と榧の寿命を表した言葉があるように、極めて耐久性に優れます。まな板の大きさや厚さにもよりますが、本榧まな板(特大)の大きさでも、厚さ3cmで2回ほど削り直しできますので、10~15年ごとに削り直し、30~40年以上お使いいただけます。
プロの料理人も使い心地に納得
毎日まな板を使う、食に携わるプロの方々に
本榧まな板を使っていただいた感想をお聞きしました。
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お客さまの声
本榧は、木目の美しさや適度な弾力性から、碁盤・将棋盤の最高級素材、仏像の彫刻材などに用いられる高級木材です。成木になるまでに300年と大変な時間がかかるため、日本国内ではほぼ絶滅状態。中国でも榧の価値は高く、輸出が禁止され、今では知る人ぞ知る希少な素材となりました。 きめ細かな木肌、美しい木目、芳香。榧のすばらしさに惚れ込み、他の方にも榧のことを知ってもらいたい、この先も榧を残したいという思いから、300年先を夢みて、榧の森づくりをしています。これまで四国山地に約15万本以上の榧を植え、育てています。 |
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樹齢200年、自然乾燥15年
割れや反りを防ぐため
じっくり自然乾燥させます。
樹齢200年以上、自然乾燥15年以上の碁盤・将棋盤の盤材として使われる本榧と同じものを使っています。榧材は他の木材に比べ、水分を多く含んでいるため、当店では機械による榧材の人工乾燥を行わず、すべて自然乾燥で年月をかけて、じっくりと乾燥することにより、割れや反りを防ぎます。
榧材の含水率が安定した状態になるまでには、時間やコストはもちろん、長年の経験と高度な技術が要求されますが、末永くお使いいただくためにも、乾燥は最も大切な工程と言えます。
熟練の職人の手で
丁寧に仕上げています。
熟練の職人が、自然乾燥させた天然本榧を切り分け、割れや大きな節がないか吟味し、一つ一つ丁寧に仕上げていきます。
一枚板の本榧まな板は、接着剤、塗装、防カビ剤などは一切使用していませんので、安心してお使いいただけます。
本榧の緻密な木質、職人の丁寧な手仕事で、なめらかな手ざわりです。
木目や色あいは一つひとつ違います。
天然本榧を使用し手作りしていますので、木目や色あいは一つひとつ違いがあります。
木目は、木目の模様が平行な柾目(まさめ/写真左)や、山型や波型など不規則な模様の板目(いため/写真右)、柾目と板目の両方が現れたものなど様々です。また、柾目の木目はまっすぐ通っているものもあれば、曲がりや波打つような揺れのあるもの、まな板に対して斜めに通っているもの(写真中)などもあります。
色あいは、木の成長時の環境などにより、赤みの強いものや白っぽいものなど様々です。
お客さまからのよくあるご質問
柾目と板目にどのような違いがありますか?
上記のような木目による見た目の違いもありますが、性質としては柾目は板目よりも比較的反りにくい特性があります。ただし、板目が反りやすいというわけではありません。榧は昔から船舶や風呂桶に使われてきた水に強い木ですのでご安心ください。当店では希少な榧の木を無駄なく利用するため、柾目、板目をお選びいただくことができません。あらかじめご了承ください。
※オーダーメイドはお選びいただけます(柾目、板目により価格が異なります)
木のまな板は使用方法やお手入れが大変そうなのですが…
本榧に限らず、木のまな板はプラスチックやゴムのまな板と比べるとどうしてもひと手間必要にはなりますが、本榧まな板はほかの木に比べて耐水・耐朽性が高く、水切れがよく乾きが速いため意外と簡単です。詳しくは後述の「本榧まな板のご使用とお手入れ」をご覧ください。
フシやキズはありますか?
大きなフシやキズは避けて製造していますが、ご使用に問題ない程度の小さなフシや入り皮が若干ある場合もあります。あらかじめご了承ください。
ひび割れや反りへの対策は?
つけ置きや急激な乾燥はひび割れや反りの原因となります。洗浄後は水気を拭き取り、直射日光の当たらない場所に立てて乾かしてください。直射日光や乾燥機などによる急激な乾燥は避けてください。反りがでた場合、水平な場所にべた置きし、おもしをするだけで自然に元に戻ることがあります。
黒ずみやカビへの対策は?
自然の抗菌・防カビ効果をもつ榧でも、水分や汚れが残ることで黒ずみやカビが発生する場合があります。一番の予防は、まな板を使った後にしっかり汚れを落とし、水気を拭き取り乾かすことです。万が一黒ずみやカビが発生した場合、初期段階であればサンドペーパーで簡単に落とせます。100~150番のサンドペーパーで黒ずみを削り取り、240番で仕上げてください。
削り直しはできますか?
当店でお買い上げいただきました本榧まな板は、無料にて削り直しをさせていただきます。ただし、往復の送料はお客さまのご負担となります。
まな板のサイズや厚さはどれがおすすめですか?
当店の本榧まな板は中サイズが一番人気です。次いで特大、大サイズがよく売れています。調理のしやすさでいえばスペースの許す限り大きめのものがおすすめですが、大きくなる分、重くなります。本榧まな板は、厚さ3cmもしくは2cm(角丸は厚さ2cmのみ)をお選びいただけますので、軽さを優先される場合は厚さ2cm、末永くご使用になりたい場合は厚さ3cmをおすすめいたします。厚さがあるほうが反りにくく、削り直しもできます。
本榧まな板のご使用とお手入れ
きれいに長くお使いいただくために
ご使用の前にまな板を水でぬらし、余分な水気を軽く拭き取ってからお使いください。
水の膜により食材の水分やニオイがしみこみにくくなります。
片面だけをぬらすと反りの原因となる場合がありますので全体的にぬらしてください。
榧は水に強く、お手入れも簡単です
ご使用後は、なるべく早めに水または食器用洗剤で洗ってください。
おすすめは水とたわしでのゴシゴシ洗い、軽い汚れは洗剤なしでも大丈夫です。
洗った後は水気を拭き取り、直射日光の当たらない場所に立てて乾燥させてください。
つけ置きや食器洗い乾燥機は、割れや反りの原因となりますので避けてください。
削り直しできれいになります
キズを修復しようとする復元力を持つ榧ですが、それでもずっと使い続けていくとキズも目立つようになり、黒ずんでくることもあります。
そうなった場合は削り直しをします。表面を薄く削ってあげることで、またきれいな状態に戻ります。
目安として、1度の削り直しで4~5ミリ程度薄くなりますので、本榧まな板(特大)の厚さ3cmで2回ほど削り直しができます。
使用頻度にもよりますが、10~15年ごとに削り直しをすることで、30~40年以上お使いいただけます。
サイズも豊富に取り揃えております
本榧まな板(厚さ3cm) ※厚さ2cmもお選びいただけます
本榧まな板(特大) |
本榧まな板(大) |
本榧まな板(中) |
本榧まな板(小) |
本榧まな板(特小) |
本榧まな板(正方) |
本榧まな板 角丸(厚さ2cm)
本榧まな板 角丸(大) |
本榧まな板 角丸(中) |
本榧まな板 角丸(小) |
お客様の声
side-by-side様 | 投稿日:2018年04月20日 |
おすすめ度:
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早々に対応していただき有難う御座います、鮎タモ作りで榧を触るので、香りに慣れているつもりですが、よく乾燥した俎板でも結構香りますね。とても良い香りで使い心地も最高です、又大きなサイズもお願いしようかと考えています。
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笹森美恵子様 | 投稿日:2018年04月15日 |
おすすめ度:
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ずっと以前から 欲しかった榧木のまな板。 やっと手に入りました。
どっしりとした安定感。 つるっつるの表面。 可愛くてナデナデしてしまいました。(笑) 包丁の音もお気に入りです。 子供の頃、食べた榧木の実。 また 食べた~い。と思いながら毎日 可愛がってまな板を使わせていただきます。 |
ラッキーのママ様 | 投稿日:2018年04月10日 |
おすすめ度:
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このたびは本当に素敵なまな板にめぐり合えて有り難うございました。長年プラスチックのまな板と包丁が当たるときの感触が嫌で、木のまな板を使いたいと思いながら衛生面等等に不安があり
二の足を踏んでいましたが、思い切って替えてみました。 最初は独特の木の匂いが気になりましたがすぐに慣れました。 気になっていた衛生面については、驚くほど水切りがよく あっと言う間に乾き、表面はきめ細かく滑らかで包丁を使ったときもあたりが柔らかく本当に使い心地が良く驚いています。 子供の頃の記憶にある木のまな板とはまったく別のものでした。 たくさんの人にこのまな板の良さを知ってほしいと思います。 お店からのコメント |
お店からのコメント